マンホールの鉄蓋に施す滑り止め加工は、見た目にはわかりにくいものですが、実際にどれだけ長持ちし、効果を発揮し続けるかがとても重要です。特に雨の日などの滑りやすい状況では、その効果が安全性に直結します。
シマテックでは、9年前に千葉県習志野市の車道と歩道に設置された滑り止め加工済みの鉄蓋について、現在も経年変化を観察・検証しています。
車道側の鉄蓋は坂道のT字路に設置されており、車両がブレーキを踏む位置にあたるため、日常的に大きな負荷がかかります。しかし、それでも滑り止め加工は剥がれることなく、しっかりと効果を維持し続けています。
一方、歩道側は車の通行がないため、鉄蓋への負荷が少なく、9年経った現在でも、ほぼ新設当時と変わらない状態を保っており、滑り止め効果も健在です。
この結果は、私たちシマテックの滑り止め加工が、一時的な対策ではなく、長期間にわたり高い安全性を維持できる確かな技術であることを証明しています。